The 禅

瞑想の深みに到達するにはどのくらい瞑想を続ければ良いのでしょう?

ここハンピは、もともと海の底にあったんだよ。水が引いて、たくさんの岩が露わになった、、、。

昨年南インドのハンピを訪ねた時に、そこに住んでいる友人が教えてくれました。ハンピは、数あるインドの聖地の中でも、ある特別な香りを放っています。行けども行けども岩だらけで、何か特殊な建造物があるわけでもないし、まあ、一言でいえば「岩だけ」なんです。

でも、「行けども行けども岩」を“ただ”歩いていると、その静寂の中に、限りなく強くて逞しい躍動する力を感じ取ることができます。ただし、カメラのシャッターを切るのに忙しい人にはそのすべてが無意味になってしまうので、しばしの間カメラのレンズに蓋をして立ち止まり、目を閉じて、自分がどこにいて、何をしようとしているのかを自問する必要があります。

そうすると、自分が今までカメラレンズを通して見ていたものと、たった今そうして自分自身を見つめながら、周りの岩も自分も同じ存在なのだということに気づいていることとの間の、明らかな違いがわかってきます。

人間は、そこかしこに寺院を建てたがる。神聖なものへの敬意の象徴としてだろうけれど、そのもっと手前に、生き生きと躍動する岩が在ることに気が付いたなら、Life(生)はもっとシンプルで、ゆえに豊かなものになるんです。

 

マインドが知りたいのは、どのくらいの【時間が必要か?】ですが、その問い自体の滑稽さに気が付きますか? 仮に誰かが1年と答えたとします。するとマインドは自分の側の尺度でそれを長いとか短いとか測るのでしょうが、そして、それから? 何が起きる? ふ~ん、そうなんだ。というだけのことです。

そして、自分の英知に気づいている人は、ハンピの岩からその答えを得るでしょう。

インクワイアリーとは根本的に「自分は何も知らない。」ということを認めることだ。

東京1Day Who is in?ーー禅公案の体験