The 禅

モスクで暮らしたい。そして過去性の話。


もしそれが許されることならば、モスクで暮らしたいーー私はほぼ間違いなく過去性でコーランを唱えていたはずで、トルコに行ったらたぶん帰ってこないと思うんです。

でも、別の過去性ではブッダに帰依したこともあり、これだけヴィッパサナー瞑想が好きなのも細胞レベルの記憶が助けになっている気がする。

レッドインディアンだったときは、悲惨な経験がいくつもあって、二度と子どもは生みたくないと思った。

このような記憶は、その昔、立て続けに過去性のセッションを受け続けた時に出てきたことですが、最終的なメッセージは、その体験から何を学んだかであって、自分が何だったかはどうでも良いことです。

聞いた話ですが、イギリス人の友人は大学生の頃、過去性に関心があったそうです。で、彼のクラスの全員に「あなたの過去性は?」と尋ね回った。そしたら、「クレオパトラ」と答えた女性がそのクラス全体の7割を占めたそうです。マインドが描く夢をまともに信じちゃいかんということですね(笑)。

そして、私が自分の過去性体験から学んだことは、まずいろんな宗教・言語・文化や条件付けを体験できたからこそ多様性を身につけたのだということと、何度も繰り返してきた「自己犠牲との同化」を手放すことが今生の課題だということです。

ゆえに、モスクに住みたいーーこれは簡単に言語化できるレベルのことではないのですが、比喩的な意味で「何もない空間」を切望しているのだと言っておきましょう。

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