The 禅

マインドの巧妙さは、まるで手品師のよう。

 

手品師が一瞬のうちに二つの壺の中にあったものを入れ替えたように見せ、さあ、どっち? と聞かれて指さす。残念ながら、そちらは空っぽ。じゃあ、もう一方だ! と言って開けるとそちらも空っぽ。で、どこに消えたんだ!? とあちこち見回す。手品師は、ニッコリしながら、あなたの耳の後ろとかに手を持ってきて、「あ!? あなたが隠してたんだ!」などと言って取り出して見せる。

あなたはただ目を丸くするだけ。。。もちろん、そこにはトリック(仕掛け)があって、熟練した手品師ほど巧みにこちらの注意を錯乱することができるわけだけれども、マインドの巧妙さはほとんど手品師に近いな、と。

最近は、無意識マインドがだんだん訓練されてきて、どのくらいの時間が経っているかが体感的にわかってきています。今朝も「そろそろかな。」という感覚になってきていたのですが、そこで意識が揺らいだほんの一瞬のすきに入り込んできたマインドは、「音量が、、、」と囁いたんです。

ほぼ同時に揺らぎが微妙に動き、「準備の2分経ったときのベル聞いたっけ?」というマインドに応えて目を開けてしまった! もうそうなると、目で確認しないと気が済まない。時計を見たら10分前。

しまった! またやられた! マインドというやつは、ほんとうに油断がならないのです。でも、こうやって、すぐに気づけるようになってきたということ。そして、それを笑えるということは、ちょっとした進歩なのかもしれませんね。

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