Talking to your body/mindというOshoガイド瞑想に出会ったのはもう何十年も前でした。これはOshoが私たちに残したオリジナルの瞑想の中で最後のものとなりました。
Oshoがアメリカに滞在していた間にアメリカ政府から不当な理由で刑務所に監禁され、その間に毒を盛られた事実は、すでに一般にも知られていますが、彼がインドに戻った後、体じゅうの痛みに苦しんでいたことはあまり明かされていません。彼はエリクソンのヒプノシスからヒントを得て、からだと対話する方法を取り入れ、この瞑想を考案したと聞いています。
Oshoの愛が込められた、心に深く染み入る瞑想として私が愛している瞑想の一つです。
そもそも最初のうちはたまたま手元にあったこのガイド瞑想の(大昔ですから)カセットテープを毎晩聞いていただけだったんです。最初の方にこういうフレーズがあります。
「あなたと友だちになりたいです。」
「あなたは今まで私のためにずっと働き続けて来てくれました。でも私はあなたにありがとうを言ったことさえありません。」
ほんとになあ、と。。。
テープを聴き始めて4か月が経った頃、私に一つの事件が起きます。
それまでの私は1日1箱あけるヘビースモーカーだったんです。その私が、朝起きて、たばこケースは見ているんだけど、その前を素通りして庭に出て、タバコを吸っている友人の煙が鼻先に来た時に、顔をしかめた瞬間に「え?!!!」ってなったんですね。
いきなり喫煙者が禁煙者になっちゃったわけで、そりゃ驚きますよね? 友達も怪訝な顔をしていたんですが、私はすぐに部屋に戻ってタバコケースごとゴミ箱に捨て、いつものカセットテープを取り出し、(今までずっと子守唄替わりだったので、まともに聞いてなかった。💦)初めて起きたまま聞いたのです。
そしたら、とっても頷けるフレーズがあったのです。
「友達同士ならしないようなことはけっしてしないように。」
があ~ん
きっと私の無意識マインドはこのフレーズを毎晩聞きながら、何とかして私の意識マインドに伝えようとしていたんだと思います。それが実際の行動になって出るまでに、私の場合は3か月かかっていたことになります。
その後いろんな人の記録を聴くに及び、「大好きなブラウニーの前を通り過ぎた話」「ずっと気になっていた指の間の小さないぼがぽろっと落ちた話」「お酒の量が格段に減った話」などなど。
そして、私の場合はこの衝撃がモチベーションになってヒプノシスを8年間かけて習得し、クリーン・ランゲージもマスター、、、というふうにどんどん自分の可能性を見出して行ったんです。他の例題も今後紹介してゆきますね。