The 禅

私が愛している瞑想・その5

自己探求の道具としてのインクワイアリー。これはもう何十年もの間、私の瞑想を深めてゆくガイドとして役立っています。インクワイアリーについては、スピリチュアルティーチャー、アルマースの言葉をまず紹介します。

 

インクワイアリーとは何か?

『それは調査だったり、説明だったりするが、多くは見つけたいという願望の意味だ。“これは何か? それはなぜか?  何が起きているのか?  それはどこに向かって行くのか?” その問いは何か?”

もしあなたがその問いに入って行ったなら、核の部分に何を見つけるだろう? その質問の核には無知がある。あなたが問いを尋ねるとき、あなたはそこに何か自分が知らないものが在ることを認めていることになる。けれども、その質問は、あなたが無知だからということではない、無知それ自体が質問を作り出しているということではない。あなたは知らないが、問わないという可能性もある。

一つの問いの中には、「知らない」ということが含まれている。しかし、「知らない」ということは、知らないということをわかっているということだ。自分が知らないということをわかっていなければ、あなたは問うことはできない。だが、これはあなたが知らないことをわかっているだけではなく、あなたが知らないことの何かは知っているということでもある。

そうでなければ、それについての問いを尋ねることはできない。何かについて尋ねるとき、あなたは知らないことを認めており、知らないというその感覚を知っている。

だから、無知であることを知ること、プラスPossible Knowing(可能な知)を知る場所から問いはやってくる。そして、このPossible Knowing(可能な知)は、ある意味、あなたの意識を貫き、問いとして創出する。それはあたかも何かがあなたの内側からくすぐっていて「ほら、ここを見てごらん。何かあるよ。」と言っているかのよう。無知の香り、無知を知ることのその味わいがあるとき、開花が立ち上ってくる。それは何かが内側から上がってくる感覚だ。--A.H. Almaas「Spacecruiser  Inquiry」より

これを読むだけだとちょっとむずかしく感じるかもしれませんが、実際にやることは延々と自分の内面を見つめ続けることです。掘り下げようなどと思わなくても良いです。ただ出発点として「私は実のところ何も知らない」というところにいるかどうかがいちばんのネック。この立ち位置にいられると、あなたは未知の世界に入ってゆけるのです。

既知の世界をどれほど探っても何も出てこなかったという人にお勧めします。逆に既知の世界にとどまりたい人には、はっきり言って勧めません。

私が愛しているからと言って、他の人が好きかどうかはわからないし、その逆も然り。こういうものはまず試してみることですよね。

そして、究極のインクワイアリーは、禅の公案「Who is in?(内側に誰がいる?」を問い続ける瞑想インテンシブなのです。この瞑想インテンシブは、名前の通り集中瞑想であり、あなたが真剣にコミットすればするほど意識が覚醒してゆくという体験です。以前全く初めて参加したOLの女性で興味深いコメントを残した人がいました。彼女はこう言ったのです。

「昨日の満月は生まれてはじめて見る月でした。」

私たちファシリテーターにとっては十分なコメントでした。彼女はそれから毎回参加してとうとうファシリテーターのトレーニングにまで参加しました。彼女のハートが開いてゆく様子はとても美しかったのをおぼえています。

10月18~21日・Who is in?瞑想インテンシブ in 女神山

 

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