
Oshoネオタロット、数秘、家族の座、ヒプノセラピーなどなど、私がこれまでに提供してきたコースはいろいろありますが、コース中にはいつも瞑想を紹介していました。セラピストとしての私のメッセージは、「日常に瞑想を取り入れることはあなたのリソースになる。」ということだったからです。そのメッセージは参加者・受講者にも伝わり、そこからも瞑想会に参加される方が出て来ました。と同時に、瞑想は嫌だ、できないという人もたくさんいました。
それはそれで本人の選択ですから、「瞑想しなきゃダメ」という類いのことはいっさい口にしたことはないです。ただ、なぜ嫌なんだろう? なぜできないんだろう? と考えてきました。
クリーン・ランゲージのことを教えてくれたのは、私のヒプノセラピーの先生でした。「最近、NLP関係者の中で話題になっていて、相手の領域に介入しない手法だそうだ。メタファーを扱うらしいよ。」ということでした。
そのとき私は「メタファー」に反応したんです。というのも子供の頃からシンボルには特別な興味を持ってきたからです。また、創始者のデイヴィッド・グローブという人物に猛烈な興味を持ちました。あるインタビュー記事の中でデイヴィッドが、「究極的に私たちは自分が誰かを知りたいのだ。」と言っているのを見つけたからです。
そう。どんな人もセラピーだ、なんだって次から次に技法を追いかけるけれど、そしてそれは根本のところで自分が誰かを知りたいからなんだけれど、そのことに気づいている人はとても少ないのです。あるいは、自分の人格を自分だと信じることで気持ちを落ち着かせている人もたくさんいますよね。
デイヴィッドに会ったことはないので、彼に近しかった先生たちとの会話の中で、その人物像を追うしかないのですが、ともかくとても風変わりな人だったようです。そして、瞑想者としての私からすると、「人は自分が誰かを知りたい。」という真実をわかっている人が作った技法なら、その技法の中に「気づきのためのエッセンス」を見出せるはずだと思ったのです。
そして、それはその通りでした。
【瞑想とクリーンランゲージ・3つの類似点】
①【クリーンな問い】と呼ばれるとてもシンプルな問いは、ファシリテーターである私の興味から問うのではなく、あなたが自分の内面を見ようとするのを手助けするための問いです。瞑想もあなたの内面をみるためのものですね。
②それらのすべては現在時制で問われるので、意識はつねに「今ここ」にとどまるようになります。これも瞑想の目指すところです。
③クリーンな問いは体感に意識を向けさせる。
そのXはどこにありますか? などがその代表的なものですが、瞑想も「たった今起きていることが体感できる」呼吸などに意識を向けます。
私はクリーン・ランゲージを「瞑想への架け橋」として使ってもらえば良いと考えるようになったのです。
そして、もっともわかりやすいボディーから入って行けるコースをデザインしたわけです。
ボディーワーカーのためのクリーン・ランゲージ
年内は以下のチャンスがあります。
11月16・17日(東京)
瞑想とクリーン・ランゲージ
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