The 禅

瞑想とクリーン・ランゲージ・その⑤

今日は、クリーン・スペースに入って行ってみましょう。この技法は、クリーン・ランゲージの創始者デイヴィッド・グローブが最後の方にクリエイトした技法なのですが、彼はあるときアメリカから自国のニュージーランドに帰るときに輸送船に乗っていたんですって。他に乗客はおらず見渡す限り青い海と空だったそうです。すごく瞑想的ですよね。その空間の中でこの技法を思いついたらしいです。

以前にも紹介しましたが、こんな機械を創っちゃうんですからね。相当研究熱心というか風変わりというか。

 

さて、Space(スペース)は直訳すると空間、Place(プレイス)は場所です。でね、英語を話す人はこことてもはっきりしているんですけど、日本人は、正しいインストラクションが「新しいスペースを見つけてください。」「そのスペースは何と呼びますか?」というふうにはっきり「スペース」と教えているんですが、いつの間にか「場所」って言い換え始めるんです。

答える方も、「さっきの場所がこれこれしかじかで、こっちの場所にいる方が良い。」てなふうに「場所」ってなっちゃうことが実に多い!

これ不思議だなあと思ってずっと観察してきたんですが、どうも私たち日本人の空間認識が他の国の人と違っているんだろうな。

それに自分が属す場所が「うち」であるのに対して、「うち」以外のところを「おたく」とか「よそ」って呼ぶでしょ? これ日本人の特徴的要素ですよね?

そういった日本固有の特徴的なことが「空間メタファー」と呼ぶ一連の言葉たちにも表れます。たとえば、瞑想との関連で言うと、「間」とか「空」や「無」などが代表的なんですが、これらの言葉にはすでに宗教的だったり、哲学的だったりする、いわゆる他人の概念が塗りたくられているので、人はだいたい勘違いして瞑想に入ってきます。

いちばん多いのが、「瞑想して無になるべき」とかいうやつね。「無」が何かを知らないままに「べき」もクソもないんだけどね。

こういうときに、空間を使って「あなたは”無”について、ここで何を知っていますか?」というインクワイアリーをしていただくと、たくさんの貴重な気づきが起きるんです。

このことにフォーカスしていくつかのデモセッションをさせていただき、開発したオリジナルワークに「スペース・インクワイアリー」と名付けました。

クリーン・スペースは、シンボリック・モデリングの一部なので、その開発者であるジェイムズ・ローリー先生にこのコンテンツを説明し、このように命名することに対しても承認をいただいています。

彼とマリアン・ウェイ先生が計画中の次の本に例題を載せれると良いねと励ましていただいたので、例題のクライアントも絶賛募集中です。

 

空間を探求するセッション感想文

ちょうど仕事で新しい方向に進むことに、迷いや恐れがあったので、受けてみたいと思いました。受けることで、頭の中の混乱がすっきりして、心がはっきり決まったらいいなという期待がありました。

6つの空間を体感したことで、頭での理解ではなく、それぞれの場所で感じたエネルギーや感情・感覚が、身体の中に残っている感じがします。スペースを移動するたびに、内側の深い部分からの気づきがありました。

問題に関して、頭で考えている時には、迷いや恐れで緊張もあったことに気づき、終了した時には、より広い視野で問題を捉えることができ、混乱がすっきりしました。時間や空間を超えたスペースの中で、自分がサポートされているのを感じ、今も思い出すたびに心が暖かくなり、豊かな心地よさを感じています。

「あなたはここで何を知っていますか?」といった質問に、最初は少し戸惑いもあり、こんな答えでいいのかな? と思う気持ちもありましたが、スペース・ホルダーのダソが暖かく受け止めてくれたので、安心して思ったことを口に出すことができました。とにかく口に出してみると、ああ、私はこんなことを知ってるんだな、わかっているんだなと思いがけない気づきがあり、また次に言葉が出てきたりして、おもしろい体験でした。(ヴァユ:アートセラピスト)

技法をきちんと習得したい人はこちら

 12/21 大阪府 クリーン・スペース 実践コースin大阪

瞑想とクリーン・ランゲージ

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