瞑想とは?

【瞑想】とは、【何もしないこと】です。

それは、大きな空を流れてゆく白い雲をただ見守るかのようーー。

何もしないとき、在るがままのことが起きています。
その【在るがまま】を【在るがまま】として体験すること――それが瞑想です。

私たちは、「思考」「感情」「からだ」という有機的なシステムを持っています。この3つは相互に関連しており、良いときも悪いときも互いを助け合っています。からだが疲れているときは気分が落ち込み、頭の中に浮かぶ考えもどこか否定的になる。十分な睡眠を取ると寝起きもすっきりするし、気持も軽やかで、楽しい斬新なアイデアばかり浮かんでくるなどです。

私たちは、からだを休める必要性は認識しており、睡眠時間を取ることに抵抗はしません。ところが、同じ組織体の一部である「思考」を休める必要性はほとんど無視されていて、私たちは寝ているときでさえ考えています。(夢を見るのがその証拠)

そして、オーバーワークになればなるほど思考は休まらず、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて眠りも浅くなるという悪循環になります。休ませてもらえない思考は、壊れたテープレコーダのようにいつもいつも同じアイデアの周りをグルグル回っています。どうにかならないだろうか? どうすればいいんだ? これだけ考えてもわからないんだからあきらめよう! でも、やっぱりどうにかならないだろうか? という具合に。

思考を休ませるための瞑想として、特に忙しい現代人の方々がもっとも好むのが、“ジベリッシュ瞑想”です。How(どのように)というとき、まずはだれでもできる、シンプルな技法から始めてゆくことです。

 

【技法①】ジベリッシュ瞑想

これは一人でも複数でもできる瞑想ですが、グループでやるとずっと良いです。初めての人にも入りやすく、とても簡単です。10分~30分の間で任意の時間を決めます。(5分ジベリッシュ+5分坐る)などジベリッシュの時間と静かに目を閉じて坐る時間を等分します。時間のフレームは最初から決めて中途半端にやらないよう気を付けましょう。

  1. からだを楽にして目を閉じて立ちます。
  2. 意味のない言葉をしゃべります。このとき、棒立ちにならないでからだも動かしながらしゃべると良いです。まるで外国語をしゃべるような感じで、意味のない言葉を休まずにしゃべり続けるます。
  3. ベルが鳴ったら今度はジベリッシュしたのと同じ時間だけ静かに坐ります。

ジベリッシュ瞑想

ジベリッシュは、スーフィーの神秘家ジャバールからきている。彼は弟子が何を尋ねても、ただ「あじゃばらぷらかしゃ」と、意味のない言葉で答えるだけだった。だが、彼には何千という弟子がいた。

彼のメッセージは、「あなたのマインドはジベリッシュ以外の何物でもない。それを脇に置くこと。そうすればあなたは自身の存在を味わうだろう」ということだ。

 

【技法②】肚瞑想

‘肚に落とし込む’といった喩えにあるように、肚=丹田に意識を置くことで、頭の方にあるエネルギーが下におりてきます。それだけでも気持ちは落ち着くのですが、おなかに手をあてて何度か深い呼吸をしたあと任意の時間だけ静かに坐ると、落ち着き方の度合いが全く違うことに気が付くでしょう。そして、マインドのおしゃべりが始まったときはいつでも、「おなかで考える」というのをマントラのように唱えてみてください。呼吸がどんどん深まってゆきます。

 

【技法③】呼吸を数える瞑想

息を吸って、吐いて1と数える。
また吸って、吐いたときに2と数える。
息を吐くたびに3,4,5,6…と数える。

10まで数えたら、9,8,7,6…と1まで戻る。
これをたんたんと繰り返すが、途中でマインドについて行ってたことに気が付いたら、シンプルに1に戻るということをおぼえておくこと。ここで誤魔化してしまうと瞑想にはならない。