この瞑想合宿は、瞑想とは何もしないことであるという瞑想の本質を体験的に理解し、その何もしない時間・空間がもたらす大きなくつろぎ・豊かさ・深いため息が出るその感覚を日常に持って帰っていただくための1泊2日~3泊4日のプログラムです。
最初に規律と参加のための約束事をお伝えしておきます。
- パソコン・スマートフォン・書籍・嗜好品の類は持ち込めません。スマートフォンは合宿の始まりにお預かりして解散時にお返しします。合宿中は文字通り何もしないという体験に全面的なセルフ・コミットメント(自分との約束)をしていただきます。
- お互いのスペースを尊重し、同室の参加者とのおしゃべりに自分を見失って「何もしないことの恩恵」を忘れてしまわないように、キャンプ中はサイレンスの時間を尊重します。
- こちらで準備するノートに気づきを書き綴っていく時間を取ります。このエクササイズによってマインドが整理されることになるでしょう。
このような規律に対して、受け入れがたい感じがするかもしれませんが、このすべてはあなたが余分なエネルギーを外に向けるのではなく、全面的に瞑想に入る環境をサポートするためです。そして、この3日間の合宿体験者は、その後も、必要に応じてとても楽にスマホを見ない時間が取れるようになり、そのことで得られる深いくつろぎという恩恵を得ているのです。
The禅:探求の森・瞑想合宿へようこそ
この瞑想合宿は、自分自身に起きていることを見守り、受け入れ、理解するための力を鍛え、保持するために開催される宿泊付きプログラムです。探求者たちは、自分自身のプロセスに完全にコミットする姿勢を身につけ、探求者同士のつながりをサポートとして、合宿後にもセルフ・インクワイアリー(自己探求)を続けてゆくことを約束します。
インクワイアリーとは、自分自身に問いかけ、自分で答えを見出すパワフルな技法で、自己探求、精神性の成長のために用いられてきました。この技法を日常に生かしてゆくことで、瞑想の深みを維持すること、自分の思考を見守ることなど意識的な力を身につけます。
現代人の生活は、往々にして、外側のことに多大なエネルギーを費やさなくてはならないようになっています。スマホ一つを取ってみても、あなたが画面を眺めている時間の半分は、無駄な時間です。その間だけでも静かに目を閉じていれば、目の滋養になるはずだと誰もがわかっていながら、ぼーっと画面を眺めるのが現代人です。
社会の動向を良く見通しているし、周囲の人々に対しても十分なケアができている人が、意外にも自分のことには気づかない。「何か大切なものを見失っている気がする。」というとき、あなたは他の何者でもなく、「自分の心」を見失っています。そして、人生という森の中で「自分を見失っている」と気づくことは、自己探求への貴重な第一歩です。
インクワイアリー(探求)と瞑想合宿全体のプロセス
- 参加者はお互いをサポートし合いながら、リーダーから出されるインクワイアリーを自分自身に問いかけ、そこで起きて来ることを見守り続けます。
- インクワイアリーのプロセスは、それなりの集中エネルギーを要しますが、リトリート中に用いられる複数のOshoアクティブ瞑想が、そのためのエネルギーを大きくサポートします。
- ここでしか体験できないインクワイアリー技法は、意識的でいるために必要な見守る力の栄養素となります。豊かな土壌から養分を吸い上げた木は、探求の森に瞑想空間を作り出すことになります。
- 自分を見守り続けることで、自分の力で自分の課題を知り、受け入れたとき、あなたの中に変容が起きて行きます。
どんな人に受けていただきたいか?
- セルフ・インクワイアリー(自己探求)のための技法をマスターしたい人
- 自分の大切な心を取り戻したいと切に願っている人
- 関係性で悩んでいて、独りになるスペースが必要だとわかっている人
- 瞑想を続けてきたはずなのに、どこか肚に落ちていないと感じている人
- 自己が確立された個人は、他者とかかわるときに尊重が持てるようになります。探求の森の中の一本の木として、他の木々とつながってゆくのです。
どういう効果があるか?
- 自分と向き合うことが日課になってゆくことで慌てたり落ち込むことが減ってゆく分、小さな出来事に微笑むことが多くなってゆきます。
- 地に足がついていることが実感でき、自分の考えをストレートに伝えられるようになります。
- 独りでいても大勢といて、大勢といても独りのスペースを保てるようになります。
- 瞑想が起きる瞬間をもっと頻繁につかめるようになります。
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