The 禅

ヒプノセラピー・オンラインセッション

  Roger Vaisey (ロジャー・ベイジー)

私が長年学んできたヒプノセラピーの先生に特別にお願いしてオンラインセッションを提供していただくことになりました。ロジャーとパートナーのプラボディは2006年頃から8年間日本でトレーニングとワークショップを提供してきました。その間私はずっと通訳を務めてきており、今回みなさんの通訳ができることは、大きな喜びでもあります。

ロジャーは、不眠症、あがり症など慢性的症状を抱えた人びと、ストレスや不安から来る複雑な身体的症状で悩む人びとの治癒にあたってきました。彼のパワフルなセッションは定評がありますが、ロジャーがつねに言っていることは、「私たちセラピストはあなたを変えようとするのではない。ただあなたがあなた自身の望む方向に向かって行くためのリソース(免疫力)を高める手伝いをするだけだ。」と。

現時点では以下の日程が決まっています。ご興味のある方はこちらからお問い合わせください。

セッション代金(通訳料・税込み)60分2万円

日時:10月31日(木)

19:00~20:00/20:15 to 21:15

ヒプノセラピー(催眠療法)とは?

催眠療法とは、催眠を用いる代替医療の一種とされています。この技法においては、私たちは【意識マインド】と【無意識マインド】という二つのマインドを持っているという前提を置いています。起きている状態で活発に機能している【意識マインド】を眠りに導くことで、意識下にある【無意識マインド】を活性化し、本人が忘れていたさまざまなことに気づきを向ける試みです。

医師の多くは催眠治療の基本的概念は学びますが、昨今のデジタル化された医療システムでは、そのパワーを活用している医師は少ないと思います。基本的にはヒプノセラピストと医者は別の役割を担っているということになるでしょう。

ヒプノセラピストは医療行為として催眠療法を提供することはしません。単に免疫力を高めるための技法だとご理解ください。と同時に、心身の回復、緊張の解放、不安感情の低下などが期待されること。心理的興奮やストレスが関わる心身症、身体疾患や医学的処置の苦痛など精神科リエゾンの領域でも利用される他、自己洞察や行動変容の促進にも用いられているという事実は知っておいていただきたいと思います。

さて、催眠療法の歴史を振り返ると、療法士はまるで魔術師のように奇妙なことをする人というふうに見られていた時期があると言います。余談ですが、私がピュタゴラスのことを研究していた時に見つけた資料で紹介されている彼の人物像からピュタゴラスが催眠療法を使っていたであろうことは推測できるので、歴史という意味では結構古いんですね。

クライアントが受け入れやすい形でかかわる間接的アプローチを開発したミルトン・エリクソンという心理療法士の貢献は大きく、それまでは、「さあ、あなたは眠る!」といった直接的アプローチだったので、多くのクライアントの場合、抵抗の方が大きかったようです。

以下に参加前の事前インタビューで尋ねられたことを少しまとめてありますので、参考にしてください。

参加前のQ&A

Q:催眠療法って怖い気がするんですが、私は戻って来れますか?

催眠には根本的に自己催眠があるだけと言われます。その意味することは、「あなたの無意識マインドはあなたにとって必要だと思うことだけを受け取る」ということです。したがって根本的には、たとえ療法士が自分の思うようにクライアントを操ろうとしても、あなたがそれを受け入れない限りできないということになります。でも大昔に、ショウで催眠術師なる人物が人をうさぎにしてピョンピョンはねさせたりなどということを目にした世代の人たちは催眠というのはそういうおかしなものだと思い込んでいます。若い世代の人たちにも、どこかでそんなふうに伝わっているかもしれませんね。だから、何かされるという思い込みをお持ちの方は五万といるはずです。

Q:なるほど。ヒプノセラピーを受けてる最中は、眠っているような状態ではないの?  意識がなくなる?  終わったときに、その時のことを自分は覚えている? もしくは知っているのですか?

通常セッションを受けている間は、半分眠っているような感覚ですが、初めての場合などは特に、意識マインドが状況を見守るために起きているという場合もあります。それはそれで効果に違いはないんです。この場合は終わった後も何が起きていたかをぼんやり覚えていられるでしょう。ぼんやりというのは、無意識マインドも活性化しているからですね。

人によっては、ガクンと深く入って、ああ、気持ちよかった~って戻って来る人もいます。そして何も覚えていないんだけど、実際に行動には確実に変化があらわれる、というのがヒプノの面白いところと言えるかもしれません。

Q:覚えていなくても良いということですか?

その通りです。私たちの無意識マインドはちゃんと覚えていて、それが意識マインドに伝わるまで少しのタイムラグがあるんです。少し奇妙に聞こえるかもしれませんが、ヒプノシスの良いところはこうして意識マインドと無意識マインドの間の健康的なつながりが自然に戻って来るということです。以下のガイド瞑想も催眠を取り入れた形のものですので、一度ごらんになってみてください。